年功序列・終身雇用の時代は終わりました。
というより、年功序列・終身雇用を維持しようとする会社はオワコンです。
たとえば、コンピューターサイエンスを専攻して大学院で修士を取れば、カリフォルニア州では新卒年収で1,000万を超えますが、日本のトップIT企業でも400万がいいところ。
これじゃあ世界で戦える人材なんて手に入りません。
大量一括採用と年功序列・終身雇用を続ける会社は、落ちぶれていく運命なんです。
一方、働く側にとっても世界は変わってしまっています。
自分の市場価値も考えずに、小中高一貫教育のようなエスカレーターを仕事に求めてしまう人は、下りのエスカレーターにしか乗れません。
たとえば、修士資格があっても英語力がないと日本でしか働けませんから、結局年収は400万スタートです。
1,000万の市場価値のある人が400万で自分を売るしかないんです。
ものすごい急な角度の下りエスカレーターですよね。
つまり、スキルと経験次第で就職活動できる場所も決まってしまい、収入のレベルも変わってしまうということ。
例えば35歳東京勤務のITエンジニアの市場価値っていくらか知っていますか?
今の自分の相場がいくらなのか、希望年収を手に入れるにはどんなスキルや経験が必要で、どこで稼げばいいかを調べておかないと、いつまで経っても安い給料のまま働かなきゃいけなくなります。
あなたがいなくても会社も世界も回ります。
会社はあなたのキャリアを作るプラットフォーム。
売るなら自分を一番高く売れる市場で売りましょう。